こんにちは、KOUJIです。今回はクロスボーンバンガードの主力機デナンゾンについて調べてみました。
MS戦の新時代を築いた
クロスボーンバンガードの主力機。
スペック
- 頭頂高 14.0m
- 本体重量 7.9t
- 全備重量 17.4t
- ジェネレーター出力 3.880㎾
- スラスター総推力 69.5kg
- アポジモーター数 84
- 装甲材質 チタン合金ハイセラミック複合材
- ビームサーベル
- ショットランサー
- ヘビーマシンガン×2
- デュアルビームガン×2
- ビームシールド
ジャンク屋から一大企業になったブッホ・コンツェルンは宇宙世紀0106年に私設軍隊クロスボーンバンガードを秘密裏に組織する。
事業を隠れ蓑に、MSの開発も進めていたクロスボーンバンガードは、一から開発出来たがゆえに当初最新の小型MSというコンセプトを最初から導入できた。そうして初期に開発されたのがXM-01デナン・ゾンである。
搭載される新時代のジェネレーターは3.880kwを実現。しかも、小型化によってジェネレーター出力が占める割合も大幅に小さくなり、巨大な余剰エネルギーを生んだ。これを利用した革新的装備がビームシールドだ。
ビーム兵器を同じビームで相殺するという発想自体は以前からあったが、多大なエネルギーを必要とするため、実現不可能なものであった。従来MSは防御力よりも火力の方が強力であり、装甲はビームの直撃には無力に近かった。だが、ビームシールドであれば、ビーム兵器の直撃にも耐えられる。
重量も従来型のMSよりも軽くなるため、機体の重心も安定し、機動性が増すという点でもメリットが大きかった。
このように、クロスボーンバンガードでは、コスモ貴族実現のため、地球連邦政府を交渉の席に着かせるためには、デナン・ゾンをはじめとした新世代の小型MSの配備は、必須条件といえるものだった。